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バイク塗装の方法とうまく仕上げるポイント

塗装されたKTC

バイク塗装は自分でもできる

バイク塗装はスプレーなどの専用器具を用いたら自分で行うことができます。
バイクショップに持ち込んで行う本格的なものではなくちょっとした塗装であれば簡単に行うことができ、季節に応じて変えて楽しむということも可能です。
【参考】https://matome.naver.jp/odai/2139270393591383501

また、カスタムには興味がないという人でも、風雨による劣化を防いだり、劣化している部分を隠したりといったメンテナンスの目的でも塗装は役立ちます。
簡単と言われても大事なバイクであるため初めて作業をするのは緊張するものです。
そこでここではバイク塗装を自分で行うための基礎知識を紹介していきます。

バイクの塗装を剥がす

塗装をするにあたっては今までの塗装を剥がすことから始めなければなりません。
今まで付いているものを剥がすには剥離剤を縫って塗装を浮き上がらせて金属製のへらで擦っていくことが必要です。
ニオイがしますから風通しの良い場所で行うようにしましょう。

塗装が残っていると色ムラができたり凹凸ができたりして仕上がりが汚くなる原因となります。
ボディに傷があると同じく仕上がりが均一にならないのできれいに塗装を剥がしても目立つ凹凸があったらパテを厚塗りして平らになるまで磨き表面が均一になるようにしておきましょう。
この作業をすることで仕上がりの美しさが違ってきます。

サフェーサーの塗り方が重要

バイクの塗装の仕上がりは下地によって決まるといわれています。
下地となるパテ剤を水溶液上に薄めたものをサフェーサーと言い、これが下地となっていきます。

下地の色を隠したりカウル本体にできた小さな傷を埋めたりする効果もあるのでサフェーサーはしっかりと塗布することが重要です。
サフェーサーを選ぶ際にはプラサフと呼ばれる塗装の色付きをよくするプライマーが含まれているのを選ぶのがおすすめです。

サフェーサーにはいくつかの色があります。
上に塗る色の発色や光の加減での見え方を決めるキャンディペイントを意識して下の色を選ぶことが重要です。
コンビネーションによってどのような発色になるかわからないという場合にはバイクショップで店員さんに相談をしながら決めましょう。

仕上げ

塗装スプレーで塗装をしていく際には薄く塗っていき色を重ねて好みの仕上がりに調整をしていきます。
塗装したい部分が細かくて周囲の部分に塗装が着かないようにしたいという場合にはマスキングをしておきましょう。

塗装をしたらしっかりと乾燥させて塗料が定着するのを待ちます。
乾燥したら艶出し塗装をするためにクリアスプレーを吹き付けて乾燥したら重ね塗りをして仕上げていきます。
完全に乾いたら研磨剤を使って磨き上げて完成です。

研磨作業は細かいものから少しずつさらに細かいものに挙げて磨き上げていきます。
液体のコンパウンドとポリッシャーを使うのが便利ですが、ポリッシャーが無い場合には布バフでも対応可能です。