タイヤ交換は自分でもできる
タイヤは消耗品です。
バイクの中で唯一走行中道路と触れている場所であり、どんどんとすり減っていきます。
すり減って摩耗がひどくなってくるとタイヤにある溝が浅くなってしまいスリップする危険性も出てきます。
また、タイヤの溝は道路運送車両法によって0.8ミリ以上とも定められていますから摩耗しすぎた状態で走り続けるのは法律違反です。
とはいえ毎回交換をバイクショップに行って依頼をすると費用もかさみますし面倒です。
そこでここでは自分で行うタイヤ交換の方法を紹介していきます。
タイヤ交換のタイヤを選ぶ方法
バイクのタイヤと言うとスクーター向けの小さいものからスポーツ用のもの、ダート走行用のものなど様々なものがあります。
街乗りのスクーターであれば数千円から購入でき、意外とタイヤ代はかからないことも多いです。
バイクのタイヤとひとことで言ってもいろいろなメーカーからいろんな特性を持ったものが販売されているので自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
メーカーが指定している標準サイズや構造のタイヤを選ぶことが一般的ですし簡単に選べておすすめです。
もしも購入するにあたりどういったものにすればよいかわからないという場合にはバイクショップで相談をしましょう。
その際、交換についても自分で行うのが不安という場合には依頼をすればその場で取り付けをしてくれます。
取り付け費用はタイヤ料金と別に取られることが多く、タイヤよりも取り付け料のほうが高いことのほうが多いです。
タイヤ交換の準備と進め方
自分でタイヤ交換をするにはスパナやレンチといった基本的な工具があればホイールの着脱は可能です。
しかし、タイヤをホイールから着脱したり、空気圧を計測したりといったことも必要なので、タイヤレバーやエアゲージ、ムシ回しといった道具も用意をしておきましょう。
作業としては最初にホイールとマフラーを外し、ホイールのバルブにムシ回しを挿入して空気を抜いていきます。
次にビート落としといってタイヤレバーをホイールとタイヤの間に差し込んでタイヤとホイールが密着しているビートという部分をホイールから外します。
次にタイヤは逗子行ってタイヤレバーでタイヤを外し新しいタイヤを組み込んで後は逆の手順をすすめたら完成です。
作業としては決して難しいものではありません。
しかし慣れるまでは作業に手間取ることもあり、時間がかかってしまうということもあります。
そこで、最初に挑戦するときには時間に余裕のある時にすること、時間のある時に使えるタイヤを着脱して練習をしてみることがおすすめです。
作業をして正しくできているか、不具合がないかということが不安な場合にはバイクショップに持って行きチェックをしてもらうということもできます。