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タイヤの空気圧調整

定期的に調整が必要なタイヤの空気圧

タイヤは時間経過とともに空気が抜けていきますので、定期的に空気を入れ直し空気圧を調整する必要があります。
空気圧が適正でないと乗心地が悪くなる事はもちろん、燃費の低下やタイヤのパンクに繋がる可能性が高いため危険です。
タイヤの空気圧はプロに依頼をせずとも自分でメンテナンスが可能ですので、必要な物を準備してこまめに確認すると良いでしょう。

普段どの程度バイクに乗っているか、バイクの保管場所やバイクの大きさ、乗り方によってもタイヤの空気の減り方は異なります。
普段からバイクに乗る機会が多い方はもちろん、大型の重量級バイクに乗っている方や、夏場の直射日光など過酷な環境にバイクを保管している場合、タイヤの空気圧は乱れがちです。
過酷な環境にバイクを保管している方ほど、最低でも週に一度、乗心地に違和感がある場合は毎日でもチェックすると良いでしょう。

空気圧は計測器購入で手軽にチェック可能

タイヤの空気圧はガソリンスタンドでサービスでチェックしてもらえる場合もありますが、自宅に計測器を用意しておけばいつでも自分で計れます。
計測器はカーショップなどで千円程度で購入できる小さなサイズのものがほとんどですので、玄関の靴箱をはじめバイクのシート下などに忍ばせて置く方も多いです。
タイヤの空気圧をチェックして空気圧に異常があれば、コンプレッサーなど空気入れで空気を入れたり逆に計測機のボタンを押して少しずつ空気を抜くだけで空気圧を調整できます。

計測器を使う際にはタイヤのバルブに計器をはめるて計測器のボタンを押すだけでOKなので簡単に使えます。
計測はタイヤが冷えているタイミングで行うようにするとより正確に測れますので、ツーリング後などタイヤが暖まっている時は避けるようにしましょう。

タイヤの空気圧を調整するときの注意点

タイヤの空気圧の適正値はエアゲージを使うだけで簡単に測れますが、空気圧を調整するときにはいくつか注意点があります。
まず空気を抜く際ですがボタンを押すだけで簡単に抜けますので、少しずつ空気を抜かないと適正値を大幅に下回る可能性があるでしょう。
空気を抜く際には特に、少しずつ様子を見ながら空気を抜いていくことが肝心です。

またバイクに乗っていない場合でもタイヤの空気圧は時間経過とともに狂っていきます。
タイヤの空気がどんどん抜けていってしまいますので、久しぶりにバイクに乗るという場合は必ずタイヤの空気圧を確認してから乗るようにしましょう。
しばらくバイクに乗っていないからといって油断をして乗車すると、ライディング後しばらくしてからパンクする可能性が高いので注意が必要です。