キャブレターの掃除をしてバイクの調子を円滑に！
エンジンを円滑に動かすために必要不可欠なパーツの1つと言えるのがキャブレターです。
キャブレターはエンジンに直接接続されている燃料供給装置で、エンジンを円滑に動かすために設置されています。
このキャブレターはエンジンを動かす上で重要なパーツの1つですが、非常に汚れが溜まりやすくエンジンの稼働に支障をきたす場合があるでしょう。
エンジンを円滑に動かすためにもキャブレターは定期的に清掃することが肝心です。
長年使い続けているバイクであれば特に、キャブレターが摩耗して劣化していることも多い為、定期的に掃除をする必要があります。
ただし、最近のバイクにはキャブレターでは無く別パーツがつけられている事も多いですので、そもそもキャブレターバイクなのかを事前に確認しましょう。
パーツをばらして徹底洗浄がおすすめ
キャブレターの汚れは非常にしつこくそう簡単には落とせません。
隅々までピカピカにするとなると一度パーツを全てバラして、アルカリ家クリーナーなどの洗浄液に付けた方が早いでしょう。
ただしこちらの場合一度バラしたら元に戻す手間もある他、4連キャブなどの複雑な仕組みの場合は素人では手に負えない可能性があります。
本格的な清掃をした結果元に戻せなくなってしまった、部品を一部紛失してしまったというような事態に陥らない為にも、自信が無い方は軽度な掃除をしてみましょう。
軽度な洗浄方法はパーツを全てバラさずともメンテナンスが可能です。
まずはパイロットスクリューを全て取り外して、内部通路にスプレーを吹き付けて汚れを落とします。
この時ガソリンが腐ったような臭いがしたらかなりの汚れが蓄積していますので、できる範囲で洗浄をしましょう。
フロートピンを抜き取ってフロートバルブ、ニードルホルダーを取り外した後、内部通路を洗浄するだけでも全く変わります。
必ず専用のクリーナースプレーを使う事
キャブレター洗浄の際には必ず専用のクリーナースプレーを使って清掃を行います。
キャブレター専用の液体でないとバイクの故障に繋がりますので、カーショップなどで専用アイテムを購入して下さい。
しつこい汚れをつけ置きしておくにも最適なので、一度も洗浄したこと無いような方は特に準備したアイテムです。
またメンテナンスの際に自分で難しいと思ったら、遠慮無くプロに委ねましょう。
その分お金がかかってしまいますが、自分でメンテナンスをした結果バラしたパーツが元に戻らなくなるというケースも多々あります。
もちろん勉強しながら少しずつ挑戦したいということであれば話は別ですが、くれぐれも部品を紛失しないように注意が必要です。