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エアフィルターの清掃と交換方法

エアクリーナーはバイクの状態を大きく左右するパーツ

バイクにはエアクリーナーというパーツがあり、定期的に交換をする必要があります。
あまり外観には関係ないパーツのため、人によってはあまり気にしていないかもしれませんが、エアクリーナーはバイクの状態に大きく影響を与えるものです。
バイクの調子がおかしいとき、意外とエアクリーナーが原因になっていることもあります。

クリーナーに似ているものとして、エアコンのフィルターが挙げられます。
エアコンは家に暖かい風や冷たい風を送り込む機能を持っていますが、このときフィルターを通すことで、風の中に含まれる汚れやほこりなどを取り除いて部屋に送り込んでいます。

バイクのエアクリーナーもこれと同じで、汚れや砂埃などが車体の内部に入り込まないように防いでくれる役割があります。

エアクリーナーの影響は排気量の小さなバイクほど大きい

エアクリーナーは定期的に交換すると良いパーツですが、特にこまめに交換の必要があるのは排気量の小さなバイクです。
原付やスクーターは50ccと排気量が小さく、それだけエアクリーナーの劣化の影響が激しいです。
交換の目安としては1年に1回程度、または5000キロほどを走行したら1回交換すると良いでしょう。

ちなみに、エアクリーナーを交換しないことで起こるトラブルとしては、まずはエンジンがかかりにくくなることが挙げられます。
エンジンがかかりにくくなるとスムーズな走行をしにくくなるため、快適なライディングを妨げられてしまいます。

次に、アイドリングをしているとき、エンジンストップが起きる可能性も高くなります。
特に信号待ちをしているときなどに突然エンジンが止まってしまうと、後ろの車にも迷惑をかけてしまうことがあります。
いつも気にしてエンジンをふかし続けるのはストレスになりますし、バイクにも良いものではありません。

さらに3つ目として、燃費が低下してしまうのも問題です。
同じ燃料を給油しても走行できる距離が短くなりやすくなってしまうため、特にロングツーリングなどを楽しみたいときには出費に影響が出てしまいます。
逆に言えば、エアクリーナーを交換するだけで燃費の向上が期待できるため、手をかけておく価値があります。

エアクリーナーの交換は初心者でも簡単に行いやすい

エアクリーナーを交換するときに必要なものは、新品のクリーナーのみです。
後は自分の手で行うことができるため、初心者でも手順さえ覚えればスムーズにすることができます。

やり方としても、古いクリーナーを取り外し、新しいクリーナーを取り付けるだけです。
取り外しや取り付けも意外と簡単にできるため、自分のバイクでぜひ行ってみてください。