ガスガスの歴史
ガスガス(GASGAS)とは、スペインで1985年に設立されたバイクメーカーです。
設立直後からトライアルの製造をスタートさせ、これまで何度もトライアル選手権でタイトルを獲得しています。
また、1989年にモトクロスとエンデューロ、2002年にATVの製造も始めました。
その後、KTMグループの傘下に入り、日本でも「GASGAS MOTORCYCLES JAPAN」によってガスガス製品の輸入販売が行われています。
そんななか開発されたのが、ガスガスブランドで初となる「SM700」と「ES700」というストリートモデルです。
ガスガスのバイクの特徴
「SM700」と「ES700」からガスガスのバイクの特徴を探ってみましょう。
これらは車体とエンジンが同じの双子モデルで、エンジンは水冷4ストローク単気筒エンジンで、排気量は692.7ccあります。
最高出力は75psで、この強力なエンジンを鋼管トレリスフレームに搭載した設計は、傘下に入ったKTMの「690エンデューロ」という定番モデルがベースとなっています。
非常によく似た「SM700」と「ES700」ですが、「SM700」の方がオンロード向けです。
前後輪とも17インチのキャストホイールを履き、剛性感のある乗り味と、軽快なハンドリングで直線もワインディングもすいすいと走れます。
「ES700」はオフロード向きのセッティングで、足回りがWP製サスペンション、前輪21インチ、後輪18インチというワイヤースポークホイールとなっています。
タイヤもブロックタイヤの標準装備で、本格的はオフロードに対応したスタイルが特徴です。
しかし、あくまでストリートモデルなので、オンでもオフでもオールマイティに楽しめます。
ガスガスのバイクの高価買取ポイント
「SM700」と「ES700」のように排気量の大きいモデルの場合、まず高価買取を実現するには大型バイクの買取に強い買取業者を選ぶことが大切です。
50ccや125ccのバイクと比べ、同じバイクといってもまったく客層が異なるため、業者選びを間違うと状態の良いバイクでも安く買い叩かれてしまいます。
また、ガスガスはスペイン、KTMはオーストリアですから、いずれにせよ外国メーカーです。
そのため、買取先も国産メーカーより外国のメーカーに強いところを選ぶべきでしょう。
国産車の買取がおもな業者の場合、ガスガスのバイクを正しく評価してもらえない可能性がありますから、輸入車専門に買取を行なう業者がおすすめです。
加えて、高価買取を狙うには、売り時を待つのではなく可能な限り早めに査定してもらうことが大切です。
時間が経てばどんなバイクでも価値が落ちてしまいますから、売りたいと思ったらすぐに査定を依頼しましょう。