Loading

wait a moment

バイクのサビを取る方法

バイクのサビを取るのに必要な道具

バイクのサビは、専門業者に依頼しなくてもセルフメンテナンスで落とせます。
その際にぜひ用意しておきたいのが、市販のサビ取り剤です。
サビ取り剤にはいくつか種類がありますので、まずそれらの特徴を覚えておきましょう。

一つ目は、サビている部分に直接塗るタイプです。
このタイプのサビ取り剤は、鉄、銅、マグネシウム、アルミなどさまざまな金属に対応しています。

二つ目はサビにスプレーするスプレータイプです。
一つ目の直接塗るタイプと違って、手を汚さないでサビを落とせます。

もう一つの種類が、液体の浸け置きするタイプのサビ取り剤です。
サビているパーツを液の中に浸しておくだけなので、こちらもスプレータイプと同じく手を汚さなくてよいメリットがあります。

サビ取り剤だけでは落としきれない頑固なサビの場合は、加えて以下のアイテムも用意しておきましょう。
一つ目は金属製のタワシです。
軽度のサビなら、金属タワシを水に浸してこするだけで取れます。
頑固なサビは、サビ取り剤を塗ったうえで金属タワシでこするのがよいでしょう。

二つ目は、頑固なサビに強いワイヤーブラシです。
ワイヤーブラシには、ナイロン、ステンレス、真鍮などの素材がありますが、それぞれサビの状態に合わせて使い分けるのに便利です。
ですから、可能なら上記の3種類のワイヤーブラシはそろえておきましょう。

サビ取り剤ではなく、クレンザーによっても代用することができます。
市販でよいものが見つからない、もしくはなるべくお金をかけたくない場合は試してみましょう。
コンロやシンクの汚れ落としに使うクレンザーには、研磨剤が入っているのでバイクのサビ取りにも十分使えます。

クレンザーをサビている箇所に塗り、しばらく置いてからブラシやスポンジでこするのが有効です。
ブラシやスポンジで取れないサビは、一つ目に紹介した金属タワシでこすってみてください。

サビ取りの手順

サビ取りの手順といっても、基本的には上記のとおり特に難しいことはありません。
サビ取り剤を使う場合、事前に説明書をしっかり読み、その手順に従って作業すると良いでしょう。

サンドブラストなどの専門的な機器を使ってサビを落とす場合はしっかり手順を説明しなければなりませんが、そんな大がかりな機械でないと取れないサビは無理に取らない方がよいです。
バイク自体を傷めてしまう可能性があります。

サビ取りの注意点

多くの場合、バイクのサビ取りではサビ取り剤を使うことになりますが、サビ取り剤によっては使用可能な素材が限定されているものがあります。
また、できるならサビ止めの効果のあるサビ取り剤を選びましょう。
一度落としてもそのままの状態だと、時間が経つとまたサビてしまいます。
サビ止め効果が高いサビ取り剤があれば、メンテナンスの頻度を少なくできるでしょう。