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ノートンの特徴や買取相場

ノートンの歴史

ノートンとは、正式には「Norton Motorcycles」というイギリス・バーミンガム発祥のバイクメーカーです。
1902年からバイクの製造が始まりました。
その後、すぐにマン島TTレースに参加し、世界的な名声を獲得するに至ります。

その後もノートンは順調に成長を続け、1948年に主力を2気筒エンジンに移行しました。
その伝統は以降も受け継がれ、1970年代には500~850ccの「ドミネーター」や、650ccの「コマンドー」や「アトラス」などが誕生しています。
高級バイクとして世界的な評判を集めました。

ノートンのバイクはイギリスの警察車両にも採用されるとともに、1980年代には数々の映画にも登場するようになりました。
たとえば、『007』シリーズのジェームズ・ボンドもノートンのバイクに乗っていたことがあります。
あとノートンといえば、バイクにはあまり見られないロータリーエンジンを開発したことでも知られています。

そんなノートンですが、一時期は経営難に陥り、経営権の移行がいろいろありました。
現在はインドのTVSモーターによって2020年に買収されたため、同社が経営しています。

ノートンのバイクの特徴

ノートンのバイクは「走る芸術品」とも称されるほど、見た目も性能も優れているのが特徴です。
たとえば最近公開されたばかりのモデルに、「V4SV」があります。
これは1200ccという大排気量にV4エンジンを搭載したモデルであり、TVSモーターに経営権が移ってから初めてのモデルです。

V4SVは、スイングアームやフレームなどすべて手作業による溶接、鏡面仕上げが施されており、細部に至るまで丁寧に作られています。
ブレーキやサスペンションももちろん高クオリティーなものが標準装備で、外装はカーボン製という仕様です。
おまけに最新モデルらしく電子制御もばっちりで、まさに現代のスーパースポーツの名にふさわしいモデルに仕上がりました。

ノートンの高価買取のポイント

ノートンのような大排気量モデルのメーカーの場合、大型バイクに力を入れる買取業者に査定してもらうのが第一の条件です。
同じバイクとはいえ、50ccクラスとノートンのような大排気量モデルでは客層がまったく異なります。
特にノートンのような高級車だとなおさらです。
やはり、求めている人が多いところに売るのが高価買取のポイントと言えるでしょう。

また、ノートンはイギリスのメーカーですから、国産車より輸入車に強い業者を選びましょう。
国産車しか扱っていない業者だとノートンを正しく評価できない、もしくは買い取ることができない可能性があります。

以上のポイントを押さえたら、あとはなるべく早く査定に出すのが高額買取のポイントです。
バイクは時間が経つほど価値が落ちる傾向にあるので、高く売りたいなら早めに売りましょう。