バイクのバッテリーは冬と春に充電をしよう
車やバイクにはバッテリーが積み込まれており、エンジンを動かす際などこのバッテリーから電力を供給して動かしています。
このバッテリーは定期的に充電をしないとどんどん電力が無くなっていき、エンジンがかからなくなるだけではなく、蓄電そのものが出来なくなるでしょう。
一度バッテリーが蓄電できない状態になると本格的な故障に繋がりますので、バッテリーは定期的に充電することが大切です。
状況にもよりますが、バッテリーの充電は最低でも年に二回、春と冬のシーズンに行うと良いでしょう。
充電時間はバッテリーによっても異なりますが、早いもので5分程度、遅いタイプで150分程度になります。
バッテリーの充電器はカーショップなどで1万円程度で購入できますので、バッテリーのサイズに合わせた充電器、バイクバッテリー用の充電器を準備して下さい。
バッテリー充電はやり方を間違えないように確認を
バッテリーを充電する際にはまず、充電器の電源ボタンがオフになっているかを確認して、+端子を繋いでからマイナス端子を繋ぎます。
繋ぐ順番を間違えるとショートする可能性が高いため必ず順番を確認して下さい。
コードを繋いだ後に電源を入れ、バッテリー充電を開始します。
電源を入れたら流す電流値を選べますので、バッテリーに合わせた電流値を選択しましょう。
バッテリー充電は通常バッテリー容量の10分の1の電流で充電をしますので、バッテリーのAhの部分を確認して、10分の1の電流を設定します。
6Ahであれば0.6Aとなりますので、充電量を間違えないようにして下さい。
ボタンで設定をしたら後は充電を開始します。
充電が終わるまでそのまま放置をしておくと、充電が完了した段階で自動的に充電が切れるタイプもあれば、スイッチを切るまでずっと充電をし続けるタイプもあるので事前確認が必要です。
充電をし続ける製品の場合は特にそのまま充電し続けると故障や火災の原因に繋がるため必ず取扱説明書の確認が大切です。
バッテリー充電器は定期的に確認を
バッテリー充電を始めてから5分~10分程度経った後、バッテリー側部を触って熱を確認して下さい。
表面の温度がさわり続けていられないほど熱くなっている場合大変危険な状態です。
そのまま充電を続けるとバッテリーが壊れるだけではなく、充電器の故障や火災に繋がる可能性もあるため即座にバッテリーを外しましょう。
また充電をする際には必ず通気性が良いところで行い、周辺で火器を使ってはいけません。
充電中は水素が派生していますので万が一火器を使うと爆発や火災の原因となります。
バッテリー充電をしたことで大事故が発生することが無いように、管理体制には注意が必要です。